blog木舟

こんにちは^ ^

 

岡山では昨日から夏が本気を出し始めて、異常な暑さです。

皆さん、外出される際は、気を付けましょうm(_ _)m

 

さて、少し前に広島県福山市にある『神勝寺 禅と庭のミュージアム』に行って来たので、ご紹介します。

神勝寺の総門をくぐるとすぐに松堂(設計:藤森照信)と呼ばれる松をイメージした社務所が現れます。

藤森さんの建築は数える程しか見学したことはありませんが、一目見れば分かる独特なキャラクターをしています。

内部は勾配なりに作られており、のびのびとした空間でした。お土産やグッズ等が販売されています。

高さが低く抑えられていて、絵になる落ち着いた印象の回廊。

ベントキャップ等、設備の見せ方、細かなところまで気を遣われていました。

 

そして、時間を掛けて他の庭園や建物を巡り、最後にアートパビリオン、洸庭(設計:SANDWICH)に辿り着き、禅のインスタレーションを体験。

木で出来た舟の中に入り、暗闇の中で光や音を感じ、禅の体験をします。現代人には無になる時間というか、こんな時間がきっと必要なんだろうなと思える貴重な体験でした。

舟をイメージした建物は、屋根や外壁がこけら葺きと言われる仕上げで作られており、なかなか根気の要りそうな仕上げに感じましたが、舟の曲線を作り出すには合っている気もします。

屋根下ならぬ建物下のベンチで休憩しましたが、ここも落ち着く場所でした。

禅体験も出来て、ミュージアムとしては大満足な内容でした。

建築も良かったですが、庭園が良く好みだったので、次は紅葉の季節に行ってみようと思います^ ^

 

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