blog自然と共に生きる
大阪にある舞洲ゴミ処理場。
行ってきました。
「植物と共に生きてこそ人間は、よりよい生活を送ることができる。」
オーストリアの芸術家・建築家:フンデルトヴァッサーの計画した建物です。
全景の模型はこんな感じ。
私たちが作り出したゴミはできるだけ自然に戻さなければならない。
ということで、できるだけ自然と共存するような建築をコンセプトとした計画です。
この色合いが共存しているかどうかは「?」ですが…w
事前申込みをしていれば、中の見学も可能です。
建築デザインにも圧巻でしたが、私たちの作り出すゴミの量には絶句でした…。
可燃ゴミの量はもちろんですが、
粗大ゴミの自転車・タンス・マットレス…の量も信じられないような量です。
まだまだ使えそうなものもたくさんあったことに違和感が…。
いつだったか某自動車メーカーのCMにもありましたが、
「良いものを長く使うのが本当のエコ」 改めてその意味を考えさせられました。
赤と黄色の縦ラインは、ゴミを燃焼する時に上がる炎をイメージしているそうです。
「自然界に直線は存在しない。同じ形のものも存在しない。」とヴァッサー氏。
窓の形状や位置、柱の1本1本、すべてどこかが違っています。
敷地や建物のあちこちに計画された植栽も印象的でした。
ジブリの世界観に似ているな~と。
ホント言うと、ただ見た目が面白いという興味だけで行ったのですがw
実際に自分の目で見て、話を聞いて、感じたことは
「面白い~」だけでは済まされないことが多かったですね。
興味のある方はぜひ。
http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000019104.html