blog家を建てる
『海辺の家』
妻と別れて以来、海が見える崖に立つ古い家にひとりで住んでいる建築デザイナーの男。
ある日突然、長年勤めていた設計事務所から解雇を告げられ、さらに癌の宣告で残された時間は3ヶ月。
その彼が
残された時間で
人生を見つめ直し、昔からの夢だった自分の家を建て直すことで
失った息子との絆を取り戻そうとする姿を描いた作品です。
『家を建てる』
きっかけや理由なんて
それぞれあるもんです。
これから一緒に築いていくものかもしれないし
自分が生きていた証として残すものかもしれないし
ただの
娯楽かもしれない。
男性と女性
家を建てることの想いって
違っていて当然。
『小さな粗末な家でも私の家ならそれでいい。』
私が印象に残っている
彼が息子に遺した言葉です。
家を建てる仕事をしていて
『なぜ家を建てるのか』
と自分に問いかけてみる。
私の好きな映画です。