blogただいま。
アトリエSORAの研修旅行を終えて、
無事日本へ帰ってきました。
バンコクへ行ってきたのです。
辛かった話とか、ゾウ乗った話とか…
書きたいことはたくさんあるのですがw
私が一番印象深かった話を。
今回、井内清志がバンコクで一緒にプロジェクトを行っている
DEESAWATの工場と店舗を見学に行かせてもらいました。
家具ができる工程や材料の話、
1つ1つのモノに対しての価値。
色々と勉強になった中でのこの話。
このパネル何でできていると思いますか?
実は、家具やフロア材の切れ端で作られたデザインパネル。
チークやウォールナットなどさまざまな材が使われています。
まっすぐの材をビスやボンドで留めただけではできないフォルムやディテール。
こだわって家具を作っていった結果、
どうしても細かな作業で出てきてしまった端材。
それを利用して作られたものです。
と…私はそんな説明の仕方しかできないのですが…。
「余った材料」「端材」「エコ」「再利用」なんて言うと安っぽくなる。
日本人は、そうやっていい事ばかり言ってモノの価値を下げている。
そんな言い方、わざわざする必要ない。と。
すごく心に響いたお話でした。
確かに、これは端材でもなんでもなく、
きちんと考えられてデザインをされている、
「価値」のあるものなんですよね。
そして店舗へ並んでいました。
「ものづくり」に対して、深く考えさせられた時間でした。