blog変わっていくもの
先日、鳥取にある「砂の美術館」へ行ってきました。
世界各国から砂像彫刻家を招き、その場で約半年かけて制作していくそうです。
半年かけて制作し、半年かけて展示をし、
また壊して次の年には新たな作品を制作し…と、
毎年違った作品を展示しているのがこの「砂の美術館」の魅力の1つ。
細かな砂でどうやったらこんなの作れるんだ!?と思うような作品ばかりでした…
限られた期間しか存在することができない砂像。
その儚くも美しい造形を創り上げる為に、砂像彫刻家は情熱を注ぎ込みます。
永遠に残らないがゆえの美しさが、砂像のもつ大きな魅力の一つなのです。
「変わっていくもの」だからこそ、そこに「儚い」と感じるんでしょうね。
「人」の「夢」と書くところがまたなんとも言えないですね~w
「変わらないもの」だからある魅力。
「変わっていくもの」だからある魅力。
どちらかというと「変わっていくもの」への方が
なにかぐっと引き込まれるような、心動かされるような、
不思議な感覚を感じてしまいます。
人も自然も「変わっていくもの」だから味があってオモシロイんだと思います。