blog家
3.11からまる3年。
昨日は夜中に中四国地方でも大きな地震があり、
とっさに動けない自分に情けないやら腹立たしいやら…
3年前、東日本大震災のニュースを見ていた時の話。
「今、必要なものは何ですか?」
とレポーターさんが現地の方々にインタビュー。
「水が足りない」
「野菜が食べたい」
「防寒の毛布が欲しい」
「子供のミルクとおむつが足りない」
と、大人が話している中で、
5歳くらいの女の子が首をかしげながら答えたもの。
「家」
でした。
帰る場所があり、安心して眠れるところがあるというのは
本当に幸せなことなのだと改めて思った瞬間でもあり、
私たちの関わる「家づくり」って何なんだろう?と考えるキッカケにもなりました。
答えは出てないですけどね…。
この女の子のインタビューは、たぶん10秒くらいの映像だったんでしょうが、
すごく自分の中に大きく飛び込んできて、涙が出そうになったのを覚えています。
「私にできることって何だろう?」
と考えてはみるものの…
「節電」とか「募金」とか、そんな事しか思い浮かばない自分は
本当にちっちゃい人間だなぁと思いますが、
なにもしないよりはマシか、と自分を肯定しながら、
時に思い立って何かをしてみたりしてます。
これから気候も暖かくなり春が近づいてくると、
気持ちも前向きになれる季節なので。
「私にできること」を考えてみようと思います。