blog築16年のソラマド
先日、築16年のソラマドの家におじゃましてきました。
小さかった子供が…もう社会人。
就職を機に家に帰ってきたということで、
広々のんびり過ごしていた空間を個室にしようかな?というご相談でした。
玄関まで続く敷石のアプローチの周りには、
いろんな種類の緑たちが元気に育っていて、
一歩一歩、足を進めるごとに目を楽しませてくれていました。
中に入ると、光がたくさん降り注ぐ明るい空間。
これは今も16年前も変わらない、ソラマドの家の良いところですね。
杉床は使い込まれて浮造りのような味が生まれ、
天井の木たちは時間の経過とともにあめ色に変化してきていて、
「やっぱり木の素材感っていいなぁ…」と改めて思いました。
16年前の家づくり。
今みたいにスマホやSNS、ネットが普及していない時代に
「どんな暮らしがしたいか?」を考えていくのって大変だったと思います。
でも、だからなのか?色んな情報や意見に惑わされず、
本当に自分たちの「好き」をハッキリと持っていた方が多かったような…
どうしても見た目に華やかなところに目が行きがちですが、
見えない根っこの部分をしっかりと持ち、ブレない軸となる幹をしっかり育てていれば、
自然と枝葉はついてくるもんです。
最近の家みたいに高性能でもないし、便利な動線もない。
でも「好き」を集めた暮らしは16年経ってもすごく新鮮に見え、
こんなに丁寧に日々の暮らしを楽しんもらえてることを嬉しく思いました。
社会人になった子供たちとの新しい生活がまたスタートし、
きっと5年後、10年後、20年後…どんどんいい家になっていくんだろうなぁと思える家でした。
*ソラマドの家 公式 Instagram*
https://www.instagram.com/soramado_designroom/
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