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小野寺 達也 自己紹介へ
公開日:2024/07/22(月) 更新日:2024/07/22(月) 小野寺 達也建築

こんにちは^ ^

 

岡山は昨日、梅雨明けしたそうです。

7月でこの暑さなので、8月が怖いですね。

熱中症、気を付けましょう。

 

さて、以前ブログに書いた香川県さぬき市の『時の納屋』(大串自然公園内のカフェスペース)(設計:堀部安嗣さん)に行ってきたので、少しご紹介します。

雨の中行きましたが、悪天候のおかげで、そこまで混雑しておらず、建物に入ってからは晴れ間も出て、晴れと雨のどちらも堪能出来ました。

駐車場からは、瀬戸内海は見えずアプローチを進むにつれ瀬戸内海や建物全体が見えるような仕掛けがあり、さらにアプローチの高低差によって利用者と従業員、搬入車の動線を分けて、メインのアプローチからは従業員の方の動線は見えないように作られていました。

                                                               裏のアプローチから

堀部さんが影響を受けた建築にスウェーデンにある『森の墓地』(設計:アスプルンド)があり、葬儀の列席者同士、そこで働く従業員、また自動車の動線について勉強になったと触れていたことを思い出し、強いこだわりが感じられました。

 

建築は、外壁は杉の無垢材、無塗装で作られており、淡路瓦を使った屋根は大きく、ゆったりとしていて落ち着いた印象でした。

外観が経年変化でシルバーに落ち着いていくのは想像出来ましたが、内部の床も無垢材でおそらく無塗装で出来ており、飲食する場所で次世代までと考えた時に、多少の汚れや傷も受け入れる考え方は、とても勉強になりました。

wood-furniture+1さんの家具も良く、照明も器具自体がほとんど見えないように工夫がされており、軒の見せ方、作り方も参考になりました。

瀬戸内海や小豆島が見渡せてゆったりすることが出来ました。

夜、アプローチの照明がついた雰囲気も気になるので、いつか夜にも行ったみたいと思います。

次世代の原風景になることを願っていると堀部さんも話していますが、植栽の成長や建築も含めたこの景観がこれからどう創られて行くのか、とても楽しみです^ ^

 

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