blog土門さん
こんにちは
少し前になりますが、谷口吉生さんが設計された土門拳記念館に行ってきました。
土門拳記念館は山形県の酒田市にあり、日本最初の写真専門の美術館になります。
内部は主役である写真の邪魔にならないよう、とてもシンプルな設計になっていました。
展示室の作品は、撮影NGだったので、展示室以外の写真を紹介したいと思います。
展示室から記念室への中庭沿いの廊下。
一番グッときた場所がこの廊下でした。
展示室を出ると、この廊下があります。
中庭側の壁には、たくさんの縦長の窓があり、窓の幅が、廊下を進むにつれて、少しずつ大きくなっていきます。
展示室を出てすぐは、窓の幅が小さいので暗いのですが、奥へ進むにつれ、窓の幅も大きくなり、廊下がだんだん明るくなっていきます。
また、緩い勾配のスロープになっていて、進むにつれて、だんだんと天井が高くなっていきます。
長い廊下を通り、奥へ行くと大きな開口から池を眺めることが出来ます。
徐々に明るく、広くなっていく感覚がとても気持ちのいい廊下でした。
廊下を外から。
展示室からの眺め。
展示室から眺める庭園『流れ』
タイプな椅子。
イサム・ノグチ作『土門さん』
水が流れる中庭。
遠目から。
土門さんの写真は迫力があり、圧倒されましたが、記念館もやっぱり素晴らしかったです。
とても勉強になりました。
最近は、建築を見る機会が減っていたので、これを機にまた建築を見に出掛けたいと思います。
今月末の24日、25日の土日に京都で完成見学会が開催されます。
詳しくはこちら
お近くの方は是非お越しください。