blogこどもの館
先日たまたま仕事で通り掛かったので兵庫県立こどもの館に寄り道してきました。
ここは1989年に完成した、世界的建築家安藤忠雄さんが設計をした建物です。
主にこどもの教育を目的とした施設で、安藤さんにとっては初期の公共建築です。
若干老朽化している感はありましたが、湖(桜山湖)と森に囲まれた環境は抜群でした。
まずは駐車場から建物までのアプローチです。
わざわざ壁を立てて建物が見えないようにしています。
湾曲した壁が建物への期待感を表現しているようでした。
別館へと続く道もコンクリートの壁で作られていました。
奥になにかありそうな期待感を感じます。
アプローチを抜けると大きな親水広場です。
階段広場になっていて周囲の森との一体感を感じることができとても気持ちがいい場所でした。
周囲の環境を活かしながら所々に抜けをつくって森と湖に溶け込むような建築でした。
安藤さんの建物を見ていると周囲の環境をとても大事にしていて、建物と一体になるように設計されていることを感じます。
ソラマドでも設計をする際には周囲の環境をとても大事にしています。
今進行中のプロジェクトでもオーシャンビューの敷地や高台の敷地など自然を活かせる計画が進んでいます。
たまには有名建築家から勇気とエネルギーをもらいながら自分の設計に生かしていければと思います!